バーの数だけいろんな酒がある

  

キャメロンブリッジ

グレーンウイスキー[トウモロコシ、小麦などの穀類と麦芽を原料として発酵させ、連続式の蒸溜機で蒸溜したウイスキー。癖がない。]。ブレデンデッド・ウイスキーのベースに使うだけでなく単品でも販売している。

本当に癖のない、飲み易いウイスキー [BAR 自宅]

「ブレンデッドウイスキーのベースになるグレーンウィスキーとはなんぞや?」との素朴な疑問からグレーンウイスキーの中ではブレンドに使われるだけでなく単体でも売られているキャメロン ブリッジを試しに買ってみた。これという癖はなく「ウイスキーはちょっと・・・」と言う人もこれならいけると思える。このくらい癖ないからこそ自己主張の強いモルトウイスキー同士を喧嘩させずにまとめあげることができるのかと納得してしまう。サイレント(静かな)スピリッツとはよく言ったものだ。


外で飲んだのは初めてかな? [Bar Jam]

かなり昔にシングルモルト同士を結びづける「グレーン・ウイスキー」ってどんなん?という疑問でこの有名なキャメロン・ブリッジを家飲みに買ってみたけど、外で敢えて頼んだのは初めてだね。家飲みの時はとにかく「無個性」という印象強かったけど、久々にこうして飲んでみるとそれなりに「個性」も感じる。かなりの量の水に溶け込んだけどそれでも高貴な葡萄のエキスを失わずにいるような香りがいい。舌上でわずかに刺のある「抵抗」をするけど一瞬だけですぐに口中全体で瞬く間に吸収れて行ってしまう儚さ。誰が飲んでも飲みやすいだろうなと簡単に想像できる。これが個性の塊の集団と出逢うと・・・・いい仕事するんだろうな。そういえば、オフィシャルでそこそこ感動したから敢えてボトラーから出ているこれの18年モノも家飲み用に買ったね。感想は・・・・「癖のない」通り越して「透明」だったような。面白いね、ウイスキーの世界。