バーの数だけいろんな酒がある

  

ダモワゾー ラムビュー 1989年

『ヴィンテージ 1989年』は限定入荷商品!カスクストレングスです。しっかりとした質感、上質なラムだけが持つ華やかな香り、程良いスパイス。大人のお酒飲みの為の逸品。古いヴィンテージラムを好まれる方でも御満足頂ける事間違いなしです。

ダモワゾー ラムビュー 1989年 -SAKEDORI-

この苦甘さがいいね [Bar 夜行]

久々の出社日の帰り道にコロナの流行初期にこのBarを訪れてマルティニーク島のラム酒(J.Mラム)をマスターにお勧めされて好きになった記憶が急に蘇り(厳密にはその少し前に浜松町でもJ.Mラムは飲んでたけど・・・)、「!逝くべし^ - ^」と思いたち、コロナも一応あけたことだし、久々に顔を出した。やや小さ目のBarなのでタイミング悪いとお客様がいっぱいで入れないかもだけど、いいタイミングで入れて座れた。常連さんらしきお客さんが先に飲んでいた。

マスター:(おしぼりを手渡し)「何にしますか?」
飲兵衛: 「前にマスターにマルティーク島のラム酒をお勧めされて(J.M ラムのビンテージだった)好きになったので今日もフランスのラムを呑めたなら・・・何かお勧めありますか?」
マスター:「( ̄  ̄)!(ああ、あの時の!)」「では・・・・(バックバーのボトルをゴソゴソ・・・)これなんか面白いですよ!」
飲兵衛:「これもマルティニーク島のラムですか?」
マスター:「いえ、近いですが違う島で、グアドループ島のラムでして・・・」
飲兵衛:「(またビンテージだね・・・一応お値段聞いとこ!)一杯おいくらで( ̄O ̄;)?」
マスター:「これは・・・(ボルトを見ながら)X円です!」
飲兵衛:「ください!( ̄▽ ̄)」

後で調べてみたら・・・・「マルティニーク島」の上に「ドミニカ国」、そして「グアドループ島」がある。マルティニーク島同様にフランスの海外県だ。飲んでみて自分でも意外な感想を持った。脳味噌の記憶がバグったのかもしれないけど・・・・・ごく最近家呑み用に購入してあっという間に1本空けちゃったパッサーズ ブリティッシュ・ネイビー 15年とどこか共通点を感じた。よりによって「大英帝国」と「おフランス」。犬猿の仲とも言える歴史を持つ両国。片方は食を芸術にまで高め、他方は・・・・(以下略)。でも、かなり昔に親父と一緒にミシェル・クーヴルーのオーヴァー・エイジド・モルトウイスキーを飲んだ時に感じた「いいものは認め、さらに昇華させるのがフランス人の職人!」と実感した事や、想像以上に美味しいスコッチ・ウイスキーを飲んだ時の感激・感動とかを思い出すと・・・両国ともいいものを作る職人はいるって事だよね。簡単にわかったように他国を判断してはいけませんね。それはそうと、パッサーズ ブリティッシュ・ネイビー 15年はトリニダード・トバゴとガイアナの蒸溜所のラムをバルバドスでバッティング&ボトリングしてるみたいなので地理的には近いとも言えるかな?。まあ同じスコットランドで、ましてや同じスペイサイドエリアのシングルモルトでも蒸溜所違いで全然味が異なることを考えると俺の記憶がバグったのだろうな・・・( ; ; )。でもパッサーズ ブリティッシュ・ネイビー 15年を好きになったのと同様にこのラムもすぐに好きになった。しかもこれはカスクストレングス!。「度数は正義!」な俺には本当に美味しいラム酒だったね。濃厚で甘くてでも、高貴で、かつ微かに薬草を混ぜ込んだような苦味を併せ持つ。まるで大人の階段を登った社会人にのみ許される美酒のような・・・・学生にはまだ早いみたいな・・・・どんなや( ̄O ̄;)?。ただ・・・もうこれって探したけどないんだよね。転売ヤーに儲けさせる気なんかないし・・・どこかのBarでもし出逢えたら・・・また飲みたいな!

ちなみにこのBarでは過去にラム酒かウイスキーを飲んだ時にマスターにとって「想定外の斜め上の」感想を俺が言ってしまった事があって・・・m(._.)m・・・その時にマスターの右の眉が一瞬だけピクっと上がった事を「イギリス圏のラム飲んだ時の印象にどこか似た要素が・・・」と感想を俺が言った瞬間に0.1secで思い出し、マスターの右の眉を観察してしまった( ̄O ̄;)。「眉は上がらなかった」ので「今回はなんとか安全圏の感想だったんだな( ^∀^)」と安心した(^O^)。

・・・あなたの右の眉 看とどけたあとで・・・・(^O^)♪