世界で最も小さいラムの蒸留所と言っても過言ではないポワソン蒸留所が手掛けたフレンチ・ラム「ペールラバ・ブラン」。
世界で最も小さいラムの蒸留所と言っても過言ではないポワソン蒸留所が手掛けたフレンチ・ラム「ペールラバ・ブラン」。
初めてのBar。ホテルの地下にあるってのも興味を惹かれた。薄暗い店内。面白い銘酒に出逢えそうで期待は膨らんだ。一杯目はおすすめカクテルを飲んだ。二杯目は最近凝り出したラム酒を飲もうとお思った。
飲兵衛:「マスター?なんか面白いラムありますか?」
マスター:「・・・普段どのようなラムを飲まれてますか?」
飲兵衛:「ロンサカパやロンアブエロとか・イギリス海軍の・・・なんだっけ?あとラム J.Mとか、、、なんかフランスのラム・・・興味あります」
マスター:「では・・・」
と出していただいたのがこの「ペールラバ ブラン 59度」だった。これでもそこそこラムを飲んできた自覚はあったけど・・・・こんなラムがあったんですね?「超変化球(死球?)」みたいな想定外の香りを放っていて、何かの薬草系のリキュールと説明されても納得してしまいそうな香り。「うん!面白い^ - ^」と感じたね。今まで飲んできたラムに感じた砂糖のエッセンスを纏ったまろやかな香は全然なく、例えて言えば漬物のバケツから漂ってくる香り、あとは辛めのオリーブ油、、、うん、オリーブ油が一番近いかな?そんなに高くないから一本買ってみて復習したけど「オリーブ油」が一番近いかも。味わいはラム J.Mやパッサーズ 15年のようなまろやかでかつ意外にスムースなバランス感ある甘さとは程遠く、かなり甘く、アルコールの刺激がそのままずんずんと口中を攻撃してくる。で口中でさらに濃縮され甘さを添加されたオリーブ油みたいな香りが鼻から抜けていく。うん、これはラムの世界のラフロイグ 10年かも( ´ ▽ ` )?LOVE OR HATE いやー面白い経験をしたね。これだからBarは楽しい。家飲みでロックにして飲んだら、「硬め」の味が開くようで「ああ、、確かにラム酒を飲んでいるようだ・・・・多分」と実感した。