バーの数だけいろんな酒がある

  

ラム J.M 2002

バーボン熟成樽を再度焦がした樽で最低10年ほど熟成させ、加水せずにそのまま瓶詰めされる。サトウキビから砂糖を精製分離した後の副産物であるモラセスを原料とする古典的製法ではなく、サトウキビの搾り汁を直接原料とするアグリコール製法で作られる。

ウイスキー好きにもいいかも・・・ [カディス バー (CADIZ BAR)]

バーテンダー6stp 2巻 で「ロン・サカパ 23」を知り、そのあとにロン サカパ X.Oも家飲みで買い、「ああ!素晴らしきラムの世界よ( ・∇・)」と感動して以来、洗練されよく熟成されたラムには興味を持っていた。で、おしゃれで趣のあるバーに入った時に聞いてみた。「ロン・サカパ XO(バックバーに当然のようにあった。ロイヤルハウスホールドも当然のようにあってそれを一緒に飲んだバー仲・・・悪友に教えたら・・・・割り勘をいいことにトイレに行ってる間にしれっと頼んでたっけw)で感動したんですけど、何か他にお勧めのラムってありますか?」。すると「ロン サカパ X.Oをイメージすると全然違いますが、これもオススメですよ。」と言って出してもらったのがこのラムだった。あとで調べたらバーボン熟成につかった樽を再度焦がし<チャー>、その中で10年ほど熟成させ、樽からそのまま加水せずに瓶詰めされる知る人ぞ知るラムらしい。このラムはカリブ海のフランス領のマルティニーク島で作られている。この島って・・・・随分と悲しい歴史を持つのですね。

香り:ウイスキーのような熟成からくるアルコールをまとった濃厚なレーズン系とナッツ系のミックスいたようなほのかに甘い香り

甘:舌の上でむせるような濃厚なアルコールの刺激が広がる過程でコクのる甘さが開いていく感じ。いいねこれ。ナデューラ 16年や105が好きな人は素直に楽しめる味だと思う。どっかでまた出会えたらまた飲んで見たいラムだね。