シンジケート 58/6 17年
ブレンデッド・ウィスキーのベースとなるグレーンウィスキーを35%、シングルモルトウイスキーを65%の比率[通常は逆]で作られたとても美味しくて飲みやすいブレンデッド・ウイスキー。
このウイスキーを構成しているシングルモルトは・Tormore(トーモア)・Dalmore(ダルモア)・Balblair(バルブレア)・Tomatin(トマーチン)・Longmorn(ロングモーン)・Glenglassaugh(グレングラッサ)・ Inchgower(インチガワー)・Glen Grant(グレン・グラント)・Caperdonich(キャパドニック)・Dufftown(ダフタウン)・Glenfarclas(グレンファークラス)・Tamnavulin(タムナヴーリン) ・Tomintoul(トミントール)・Bladnoch(ブラドノック)・Kinclaith(キンクレイス)・Inverleven(インヴァーリーヴン)・Bruichladdich(ブルイックラディ)と言われている。フランスのブルゴーニュワインのボトルを使用している。
ものすごく飲みやすい代わりに喉奥に消えていく早さもハンパない。 [Barどれすでん]
久々に飲んだ。過去にも外で飲んだし家飲み用にも一本買ってたね。バランスが良くて美味しくてつあっさり・・・やや軽すぎるのでロックにすると早めに飲まないとかなり薄まってしまってせっかくの良さが消えてしまうのを家飲みで「発見」したっけ・・・・
家飲み用に買って色々な飲み方を試したっけ・・・・ [BAR 自宅]
家飲みの時の感想は・・・・ああ、ここにあった。あの頃と比べるとちょっと値段上がってるな・・・( ´Д`)。
ウイスキー価格の高騰が気になる人は・・・・「ウイスキー価格高騰」とか「ウイスキー価格遷移」とか・・・「価格モニター」のページもみてね( ´ ▽ ` )。
あっさりした甘さでストレートでドンドンいける。これにつきるかな。最初だけマルスウイスキーの3&7飲んだ時の「美味いのか?薄いだけなのか?」という感想とダブったけどあれよりは芯もあるし、何より甘さが上品で複雑な広がりもある。でも「弱い」という印象は最後まで残る。シングルモルトにはまりすぎたせいかな?でも飲みやすいし美味しいのは事実であるのでちょっと「実験」をしてみた。正月用に買ったロイヤル・ハウスホールドがまだ残っていたので飲み比べた。そしたら・・・・香りも味の複雑さもロイヤルハウスホールドが圧勝だった。飲みやすさだけはシンジケートの方が上だと感じたけどね。ロックにすると薄すぎて俺はお勧めしないな。せっかくの絶秒のブレンドが薄くなってバラバラになってしまう。
香り: 40度という比較的弱い度数のせいかあまり特徴はない。かなり鼻を近づけてもツンとはこない。それでも匂いをかいでいると薄甘いココナッツとレーズンの香りが少しだけ顔をのぞかせる。しかしどこまでも控えめ。
味: 舌上ですこしアルコールの強さが弾けるけど細胞を破壊するような凶悪な強さはない。さらにそのアルコールの強さをあっさりした甘さがすぐに覆い隠す。そしてあっというまに喉奥に駆け抜けていく(or 逃げ去っていく)。