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モンキー47 シュヴァルツヴァルド ドライジン

「MONKEY 47(モンキー 47)」は、1909年に英国統治下のインド・マドラス州で生まれた、英国空軍の中佐 モンゴメリー・コリンズが試行錯 誤の上創り出したレシピを基に誕生したジンブランドです。

コリンズ氏は、1945年にベルリンで英国の管轄区域の統治の任務に就きます。そこで、荒廃した首都を目の当たりにして大きな衝撃を受け、 ドイツの復興を支援しようと心に決めました。復興支援の一つとして、ベルリン動物園の再建に奔走し、マックスという名の東インドアカゲザ ルのスポンサーとなったのです。この出来事が、後にコリンズ氏の創り出したジンを「MONKEY 47」と名付ける由来となりました。 1951年、英国空軍を退役後、コリンズ氏はブラックフォレストへ移住します。そこで、天然の湧き水や珍しいハーブがふんだんにある環境に 身を置き、最も英国らしい飲み物であるジンの製造への興味が芽生え、独自のレシピを創り上げました。

2006年、ヤコビ・ブランデーの創業者の子孫でノキアのマネージャーを務めていたアレクサンダー・シュタインは、コリンズ氏によるブラック フォレスト産の素晴らしいジンのレシピの存在を知り、地元産の原料でジンを製造するアイデアに心躍らせ、復活に向けて動き始めます。

2008年、故郷のブラックフォレストへ戻ったシュタイン氏は、ブラックフォレスト蒸留所を設立し、地元の情熱的で高名な蒸留職人のクリスト フ・ケラーと出会います。彼らはパートナーシップを結び、開発を重ね、ついに最終レシピを完成させました。英国の伝統、インドの異国情緒、 清らかで自然のままのブラックフォレストが見事に融合する香り高いジンを誕生させたのです。
現在も「MONKEY 47」は、少量ずつ蒸留し、独特かつ複雑な香りを保ためにろ過せず、3ヶ月間陶器で熟成し丁寧に製造しています。

From モンキー47 シュヴァルツヴァルド ドライジン - Pernod Ricard Japan

こんなすごいジン、どこに隠してたの? [Barどれすでん]

ドレスデンではメジャーなウイスキーやカクテルを飲んで来た。でもたまにアイラのカリラのカスクストレングスもの[ボトラー]とかオールドパーのカスクストレングスとか台湾のウイスキーのカバランのソリスト[バーボンカスク]とかも教えてもらって飲んだこともある。で、今回久々に冒険してみた。

飲兵衛:「マスター、なんかこれは一回は呑んどけ!みたいなラムとかジンとかありますか?」
マスター:「ちょっと珍しいジンがありますよ。」
飲兵衛:「是非それを!」

で出て来たのがこのジンだった。ドイツ製。あとで調べたら第二次大戦後にドイツに赴任した英国空軍の将校が最初に作って、それを2000年代にそのレシピを基に試行錯誤して最高なジンに昇華させたものなんだね。すごいなこれ。

香り 今までジンって様々なハーブの香りがブワッと霧散する感覚だったけどこれはまるで指揮者がまとまりを崩さないように最後まで指揮してるみたいでどこまでもまとまっていて、どれか一つの香りが突出して全体のバランスを壊すようなことがないような感じ。なんか葡萄系の果実の香りが様々なハーブの香りが霧散するのを防いでいるようにも感じた。

味 香り同様に味も最後までまとまっていて整然と喧嘩しないようにタイミングを側ってそれぞれの味の特徴が順番に顔を出して次にバトンタッチして行くような。そして感動を脳裏に残し消えていく。

こんなジンあるんだ!まじびっくり。「香りと味をいつでも完璧にするために実は秘密のテクノロジーで制御されてるの?」と本気で疑ったすごいジンとの出逢いだった・・・。まあその分値段は一般的なジンの値段と全然違うけどね。


バーで飲むの2回目だけどやっぱすごい! [Bar Anniversary]

これ飲むの2回目だけどまた感動した!規則ある植物の成分の広がりとそこに潜む控えめだけど心地よい甘さがやばい。こんなの反則だろ。それでいて舌の上から喉奥にかけて走り去るように消えていく。でもって喉奥で再度開く高貴な味。ヤバイよヤバイよ(・∀・)

いつ飲んでも芸術だね♪( ´θ`)ノ [RIGEL]

香りも味もやばいよね・・・こんなジンがあるんだから世界は広いね♪