バーの数だけいろんな酒がある

  

エクスカリバー 10年 エクセレンス 1970/80年代流通品

往年のブレンデッドウィスキー。イタリア向けのボトルで輸入元はマッカランでも有名なジオベネッティでした。かつては日本市場でも流通を見かけることはありましたが、現在ではほとんど見かけない失われゆくブランドとなります。

エクスカリバー 10年 1970年代流通品 -信濃屋

10人中8(or 9)人は好きになりそうな[とある飲兵衛基準]ブレンデッド・ウイスキー [RIGEL]

最近オールド・ボトルのウイスキーにハマっている話をマスターとしていたときにマスターが勧めてくれた一本。一見バーボンかカナディアンかと思ったボトルだったけど実はスコッチのブレンデッドだった。特級表示モノだった。興味持ったので当然いただいた( ̄▽ ̄)。感想は・・・・
香:少しだけセメダインと僅かに女性向け高級香水の香の合わせ技がすごくSEXY
味:苦味と甘さを併せ持つ薄い石鹸水と溢れ出る甘くセクシーで濃く複雑な香水をイメージさせる甘い味に「どっかで味わった味のような?」と思いを巡らす。最初は強くかつ複雑な味の正体の解明に集中してしまうが2口、3口と口に含むほどに甘さに蜂蜜のような甘くまろやかな味が開いて加わり、口中で揮発する香りが「え?こんなにフレンドリーだったっけ?」というほど飲みやすい美酒に姿を変えている。例えるなら・・・外見は話しづらいツンとしたゴージャスな美人なのに、話してみたらすごいフレンドリーで会話が弾んで、最後には呑み友達になっちゃったみたいな。「嬉しい変化」を感じた美酒だった。ちなみにこれ特急表示なので・・・ということは・・[困った時のGoogle先生!]・・1962年から1989年に国内に輸入されたスコッチウイスキーか。レアですね。こういった美酒との出逢いがあるからBAR巡りってやめられないんだよね( ̄▽ ̄)


参考記事:「ウイスキー特級」とは -琥珀色の研究

復習の時間♪ [RIGEL]

前回飲んで気に入ったのでまた飲んでみた。今回は以前以上にフルーティーさを感じた。濃いレモンやグレープフルーツの果汁を強くて甘いアルコールの霧で包み込んだような・・・そして忘れた頃に薄いオレンジのドライフルーツの香りがかぶさってくる。そんな印象を持った。以前よりも甘さの印象が少し減ったかな。