バーの数だけいろんな酒がある

  

マーレイ・マクダヴィッド パフューム オブ アイラ

ウィスク・イー創業20周年を記念したボトルで、希少な80年代蒸溜のボウモアとラフロイグを贅沢にブレンドしたブレンデットアイラモルトです。長期熟成80年代アイラモルトの幾重にも及ぶ『味わいの層』をどうぞお楽しみください。

From マーレイ・マクダヴィッド パフューム オブ アイラ -武蔵屋

希少な80年代蒸溜のボウモアとラフロイグを贅沢にブレンドしたブレンデットアイラモルトです。バーボンホグスヘッドで熟成後、リフィルシェリーカスクで追熟を行った27年熟成。シングルカスクのカスクストレングスボトリングです。

From パフューム オブ アイラ 31年 1989 Whisk-e Ltd’s 20TH ANNIVERSARY (マーレイ マクダヴィッド) 43.6度 700ml (ボウモア&ラフロイグ)

嘘!まさかの再会? [BAR 馬車道]

前にこのBarに来た時にバーテンダーさんがあることを教えてくれた。


バーテンダーさんA :X 月Y日あたりに限定モノの珍しい、XXX系のゴニョゴニョが・・・入ります」
飲兵衛      :「マジすか!KWSK( ・∇・)」
バーテンダーさんA :「長期熟成のAとBとをバッティングしたもので・・・ブレンデッド・モルトです。」
飲兵衛      :「AとB?( ・∇・) しかも長期熟成・・・(ひょっとしたら古き良き時代の原酒も多く・・)絶対来ます!」


こんなやりとりだった。ただ気になったのが「A」か。「まあ長期熟成ものなら現行の印象とは違うだろうし、最悪「B」がカバーするのかな?」なんて勝手に想像しているうちにその日が来た。


飲兵衛      :「マスター、ジン・トニックごちそうさま。ではそろそろ前回の話題のアレを・・・・まだ残ってますか?」
バーテンダーさんA :「まだ残ってますよ。どうぞこれです。」


で早速ストレートでいただいた。香りを楽しんでいると・・・・「うん、「A」でたまに例えられるような正露丸とかの印象ないね。「B」の心地よいスモーキーさもさほど・・・」で飲んでみるとやや強い刺激はあるけど案外飲みやすい。少し焦げたベーコンや硫黄が混じってる感じ。舌上で転がして揮発した濃い気体が鼻腔に抜けた時突然奴が姿を現した。7年ぶり?上品に振る舞っているような味でも間違いようがないあの味・・・


「(・◇・)ありゃ。え?(・・;)。もう一回・・・Σ(゚д゚lll)あいつだ!あの・・・・あのBの21年 ポートカスク飲んだ時の味の記憶だ。でも・・・あの時の石鹸&香水の無慈悲な破壊力はない。せいぜい所々に顔を出す個性っといった感じかな?」


プロでもなんでもないただの飲兵衛がそこまで言い切る理由は・・2013年に13980円出して楽天で「Bの21年 ポートカスク」を1本買って飲んでるんだよね。「B」の12年モノに惚れ込んでいたので21年ポートカスクに相当期待して「+(0゚・∀・) + wktk」状態で飲んだみたら・・・・石鹸水ときつい香水混ぜたイメージしか浮かばないおおよそ俺の知っているBではない味に驚いた。一口飲んだ親父は「なんじゃこりゃ!石鹸水か?Σ(゚д゚lll)」と言ってグラスを突っ返してきたね。俺は元取るために我慢して飲みつづけたよ。6口目あたりでやっと「あ!確かにBっぽいものを飲んでいる( ;∀;)」と感じられた苦い記憶が蘇ったね。忘れたくても忘れられない思い出。


まさかそんな思い出が蘇るとはね。ただこの31年モノのブレンデッド・モルトでは奴の存在は「たまに出てくる1つの個性」といった程度で全体の味を壊さずにちょっとしたアクセントを与えている感じだった。だから満足度は高い一杯だった。長期熟成の「A」が相当カバーしてるのか、同じ「B」でもいろんな樽の長期熟成モノが混ざっていて奴はその一部なのか?どうなんだろうね。そういえば・・・「B」って個性的な( ≒ ひどい)時代があってその時期の「B」は「香水」「香水のような」「実験」とかって例えられるらしいけど・・・その時期の原酒をあの「B」の21年ポートカスクは大幅に含んでいたのかな?なんて思ってしまった一杯だった。


さて問題です。「A」と「B」の銘柄はそれぞれはなんでしょうか?って商品説明見りゃわかるわな( ̄∇ ̄)。どっかで「Bの21年ポートカスク」に会えないかな?お金は出したくないけどまた試してみたいね( ・∇・)。




参考までに