スチームによる穏やかな蒸溜と、原酒に重い成分を残さない構造のポットスチル。新しいシングルモルト宮城峡は、この蒸溜方法が生み出す華やかでフルーティーな原酒にシェリー樽モルトと新樽モルトを加え、軽快な中にも深みと厚みを持たせました。ライトピートタイプの原酒が、穏やかなピートの余韻を感じさせます。すっきりと洗練されたキレがありながら、スイートな味わいが感じられるシングルモルトです。

From 宮城峡 -NIKKA official site

有名なヴァテッドモルトウイスキー、竹鶴を構成する２本のうちの１つ。昔余市10年は飲んだことあったけど、これは今回初めてだ。いろんなウイスキーの感想ブログから余市が主役、宮城峡はサポート役といった勝手な印象を持っていた。しかし実際に飲んでみたら・・・・ノンエイジの余市よりもこのノンエイジの宮城峡の方がまとまりがあり[全体のバランスが良い]、総合点は高く感じた。いやーやっぱ自分で実際に飲んでみないとわかりませんね。まあ評価はひとそれぞれでしょうが。しかし余市の個性がないと竹鶴にはならないのも事実だと感じた。うーん、ウイスキーって面白い！

香り： 軽快なあまり強い特徴は感じさせないが強いアルコールとフルーツが混ざった上品で心地よい香り。

味： 舌上でかすかに苦い石鹸の味が喉奥に消える時は薄く上品な甘さにまとまっている。軽快で心地よい、さらにのみたくなる。

今になって思い返すと・・・・このウイスキーにはもっと早く出会っておきたかった。竹鶴にこの年代物の原酒使うくらいなら竹鶴はノンエイジものだけにして、宮城経の年代物の販売続けてくれた方がいいと思った・・・・。

渋谷のバーで超レアな宮城峡15年を飲んだ時に一緒に比較しするためにNVも飲んだっけ・・・・。雲泥の差、月とスッポン・・・そんな感想を持ったね～。

宮城峡も年代表記モノのリリースやめてもう久しいね。12年モノとか今５万円後半出さないと買えないじゃん( ；∀；)もし最近ジャパニーズ ウイスキーに惚れて飲み始めた人は最初にこれを飲むのかな？これでも十分美味しいんだけど・・・もし比較的ニッカ・ウイスキー の品揃えが豊富なバーに巡り会えたら、常連になって運良ければ「お客さん、普段は出しませんが、もしよろしければ10年モノや12年モノありますよ」なんて教えてもらえるかも。そんな嬉しいハプニングがあったら迷わず試して欲しいな。本当に美味しいから。