バーの数だけいろんな酒がある

  

宮城峡2000’s

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所の限定販売品。2000年から2009年の宮城峡モルトを厳選してブレンド。アルコール度数57度。

スチームによる穏やかな蒸溜と、原酒に重い成分を残さない構造のポットスチル。新しいシングルモルト宮城峡は、この蒸溜方法が生み出す華やかでフルーティーな原酒にシェリー樽モルトと新樽モルトを加え、軽快な中にも深みと厚みを持たせました。ライトピートタイプの原酒が、穏やかなピートの余韻を感じさせます。すっきりと洗練されたキレがありながら、スイートな味わいが感じられるシングルモルトです。

From 宮城峡 -NIKKA official site

強さと印象に残るコクのある甘さに酔う [BAR 自宅]

宮城峡15年,12年飲んだ時の感動をまた思い出した感じだった。ビンテージとまでいかない樽の原酒を集め57度の強さ[カスクストレングスの表示はないけど2000年代の『原酒』だからカスクストレングスだよな?]からくるコクのある美味さと各年の樽の絶妙のバッティングの技でビンテージの宮城峡に引けを取らない逸品に仕上がっている。まあでも・・・12年の方もう少しがまとまりあって飲みやすくていいかな・・・。

香り: 強いつんと来る刺激の中にかすかに燻したグレープの香り。

味: 宮城峡12年の高貴でコクある甘さと刺激ががさらに増量された感じで舌上の細胞を焼いていく。危険承知で続けて流し込みたくなる。喉奥でも強い刺激は健在。ロックにするとかなり飲みやすくなり甘さも強調される。ストレートでは強すぎて「値段の割には・・・」と思っていてもロックならかなり満足できると思う・・・多分。